
話が前後しますが、道明寺の前に藤井寺市にある
アイセルシュラホールへ行ってきました。
アイセルはInformation(情報)Consultation(相談)
Exchange(交流)、Learning(学習)の頭文字で
シュラは巨石を運ぶ台車に使われた「修羅」からつけられたようです。




建物のザインは船形の埴輪だそうで、
一階部分は「修羅」をイメージしているそうです。

駐車場は無料、入場料も無料です。

2階は歴史展示ゾーンになっています。
津堂城山古墳から出土した水鳥形埴輪や出土品が展示されています。
また、藤井寺の公式キャラクター
まなりくんモデルになっている、
井真成(せい しんせい/ いのまなり)墓誌の
レプリカが展示されており、遣唐使も詳しい説明がありました。


古代エリア

藤井寺人?
縄文時代でもこの辺りは陸地だったので2万年前の解説から始まります。
気温は10℃程度と寒いのに、はだしで薄着。
絵を見ると体毛がちょっと濃いです。
関西弁は通じるんでしょうか。色々と気になります。

6000年前
2万年前から余り変化はなさそうです。
この頃は肉を食べてたから戦国時代~江戸時代辺りの
背が低いイメージとは違って背は高くて体格もよかったみたい。(←適当)

2300年前。
ここまでが縄文時代です。稲作始めるまですごく長いです。
どんぐりを食べ、貝を食べたら貝殻は貝塚に捨てようね。
などと言っていました。(笑)中国では秦の始皇帝が中国を統一した頃。
弥生時代(2~3世紀)には小さな国が沢山できて王はいたでしょう。
そのあたりがホント謎ですね。その前もですが。

サヌカイトの武器




須恵器と武器

縄文時代後期~弥生時代の大阪

地名にもなっていますが古墳時代、この辺りは土師氏という豪族がいて
一族は土木工事を担う有力な集団だったそうです。
何代後なのか調べませんが、子孫に菅原道真がいます。



巨大な古墳づくりに熱中した時代。



出土した白鳥の埴輪

中国をまねて寺院を建てて、
仏式の祭りをする時代に移り、墳墓は少なくなりました。
日本最古の寺は奈良の飛鳥寺か大阪の四天王寺です。
日本最古の神社は分かりません。淡路島に国生みの神社がありますが。
神社は日本独自に発展した宗教って感じですね。

これはうなされそうです。頭の杯は何でしょう。



その他鉄の出土品

井 真成(せい しんせい/ い の まなり)の特別展示がありました。
井真成は藤井寺出身で、717年多治比真人県守を大使とする遣唐使と一緒に
渡唐したとされていて中国の長安で墓誌が発見されています。
「いのまなり」ってかっこいい名前ですね。
この時の遣唐使は500人以上いたそうです。

墓誌のレプリカ

唐の首都長安(6世紀~9世紀の中国)
8世紀になって菅原道真が唐の衰退を理由に遣唐使を廃止します。
その後は朝鮮、中国から伝わった文化は独自路線に魔改造しています。

仁徳天皇陵や葛井寺、羽曳野に沢山ある古墳群は
「百舌鳥・古市古墳群」として世界遺産登録の申請をしては外されています。
空撮写真ではすごいの一言ですが、立ち入り禁止も多いですし
せめて展望台のようなものとか古墳群を見渡せるタワーがほしいですね。

外に出てみました。さざれ石?サヌカイトをイメージしてるのか。。
USJかと思いました。触るとボンって音がします。


小さな温室もあってバナナなどが栽培されていました。

ここから道明寺の間に古墳が沢山あったので探索します。
つづく。
生涯学習センター(アイセル シュラ ホール)
大阪府藤井寺市藤井寺3-1-20
電話番号 072-952-7800
開館時間 午前9時30分~午後9時30分
休館日 月曜日(その日が祝日にあたるときは翌日)
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